でき太レボリューション

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「5つの自分で」ってなに?

「5つの自分で」とは、以下の5つの項目のことをいいます。

  • 1 自分で学習の準備
  • 2 自分で学習
  • 3 自分で丸付け
  • 4 自分でやり直し
  • 5 自分で片付け

この5つが勉強を進めていく上での「基本姿勢」です。

日本には、古くから「茶道」、「華道」、「柔道」など様々な習い事がありますが、どの習い事でも、必ず「基本姿勢」の指導から始まります。それは、基本姿勢がしっかりしていれば、必ず習い事は上達するからです。勉強も同じように基本姿勢の指導から始めていけば、必ずどの子も勉強がよくできるようになるのです。

これまでの教育では、「基本姿勢」の指導にはあまり意識をむけておりませんでした。
勉強を教えることばかりに意識がむかっていたのです。
一斉授業などで、教えることばかりが中心となると、子どもは教えられることに慣れ、勉強に対する依存度は増してきます。(一斉授業等を行う先生方は、この点を十分に自覚しなければなりません。)

「学校で習っていないからできない!」

時折この台詞を耳にしますが、これは勉強に対する依存度が増している証拠です。
勉強の依存度が増してくると、子どもの勉強はどんどん消極的になってきます。わからない問題にぶつかっても、自分の力で考えようとはせずに、すぐに「わからないから教えて!」と言うようになります。
「学校で習っていないからできない」、「わからない問題をじっくり考えられない」というような依存的な姿勢では、なかなか「できる子」にはなれないのです。

しかし、「学校で習っていないからできない」というお子さんでも、自分の好きなゲームのやり方については、学校で教わらなくても「自分」でできるようになります。子どもは興味さえあれば、iPadなどの電子機器を、私たちよりも短期間で使いこなせるようになっています。

つまりこのことから、子どもは本来学校で習っていない内容でも、ツールさえあれば、「自分」で習得できるだけの能力が備わっているということが分かります。この能力を勉強面でも発揮できるようにすれば、必ず子どもは「できる子」になれるのです。

その子どもが本来持っている「自分で習得できる能力」を、「でき太」では「自発吸収能力」と呼んでいます。

「できる子」を育てていく上でのポイントは、その「自発吸収能力」を活性化させ、勉強の基本姿勢である「5つの自分で」をしっかりと子どもに身につけさせてあげることなのです。
自発吸収能力の活性化とあわせて、「5つの自分で」を身につけることができれば、子どもは必ず「できる子」になれるのです。